200字で読めるこわい話集

「この風車(かざぐるま)は、風のない時に使ってはいけないよ」
そう約束して、お婆ちゃんに貰った風車。安心して、お婆ちゃん。風がない日に風車を使うはずないでしょ。
「〇〇ちゃんも風車持っているんだ! じゃあ、こうしてふぅーっと息を吹きかけてみてよ!」
くるくると回る友達の風車。可愛くて、羨ましくて、私もつい自分の風車に……
「……?」
あれ、息苦しい。まるで何かに自分の息を吸い取られていくみたい。