異世界に迷い込んだら、三兄弟の愛が重すぎて帰れない!

ウォルト様は私を見つめ、手首をずっと撫でている。くすぐったい。

「あの、ウォルト様、そろそろーーー」

「華は、ブレスレットを贈る意味がどんなものか知ってる?」

不意に訊ねられ、私はすぐに首を横に振った。残念ながら私は、悲しいことに彼氏以外歴年齢なのだ。こんなプレゼントをくれる異性は今までいなかった。

「答えはね、手錠だよ。僕は華をずっとここに縛り付けておきたいんだ。だから、いなくなったりしないでね」

ウォルト様の目からハイライトが消えていく。私はただ頷くことしかできなかった。もし首を横に振ったら、何をされるかわからない。

「華は、こっちの世界にいた方が幸せになれると思うな」

その言葉は、曖昧に笑って誤魔化した。