AI暴走教室

そんな佳代に担任の男性教師は一週間分の宿題をまとめて出したのだ。
提出期限は一週間後だけれど、授業に遅れている佳代が間に合わないと泣きついてきたのがきっかけで、今日の放課後居残りで宿題を手伝うことになったのだった。
幸い、一志のサッカー部は今日が休みの日だったからちょうどよかった。
私が目の前の数学のプリントをスラスラと解いていると、佳代が目を丸くして身を乗り出してきた。
「さすが学年1位の成績だね。こんな問題、難しくてわたしには無理」
「あはは。私は教師志望だからね。勉強はちゃんとやらなきゃ」
私は将来小学校の先生になりたいと思っている。
そのために勉強は欠かせない。