AI暴走教室

通常お掃除ロボットは大きなゴミを回収するとその後学校専用の粗大ゴミ置き場へと向かう。
大きなゴミを運ぶのには時間がかかるから、各階にゴミ置き場へ直接ゴミを投入できるスロープが備え付けられているのだ。
けれど、そのスロープは人間が使っていいものではない。
中は暗黒、途中でゴミが引っかかっていないとも限らない。
そんなところに先生が入れられてしまったら……!
考えただけでサッと血の気が引いていく。
大怪我だけじゃすまされないかもしれない。
そう思った瞬間体が勝手に動いていた。
大急ぎで2階のスロープへと走る。
けれどそれよりも先の廊下を遮断するようにシャッターが下り始めていたのだ。