佳代に出された宿題をすべて終えたころ、学校内は静かになっていた。
居残りを開始して1時間くらいしか経過していないから、部活動はまだやっているはずなのに。
少し疑問に感じながらもひとまず大きな問を終えたことで心が軽くなっていた。
おまけに一志がコンビニでアイスをおごってくれるというのでワクワクしている。
「よし、じゃあ行くか」
帰る準備を終えて5人でゾロゾロと教室を出ようとしたそのときだった。
開きっぱなしにしていた戸が突然ピシャリと閉まってしまったのだ。
その後カチャリと自動で鍵がかかる音が聞こえてくる。
「なんだ?」



