「お二人でお買い物ですか?仲がいいんですね」
カレンちゃんがニコリと笑って言うと、リンガード先輩が「違う!!」とすぐに否定した。クラウスも硬い笑みで言う。
「僕も、こんな乱暴な人とは仲良くするのはごめんかな」
「は?こっちの台詞だっつーの!」
一触即発の二人を見て、カレンちゃんがオロオロと忙しなく手を動かし始める。ジェルメイヌが微笑んだ。
「あの二人は放っておきましょう。食べないとスイーツがもったいないですわ」
「は、はい……」
カレンちゃんがラテを一口飲む。その表情が一気に和らいでいった。
「おいしい……」
(可愛い。……好きだな)
ストンと胸の中に春が落ちてくる。まだ小さな種の春は、これからどう成長するんだろう。成長できるのかな。でも、落ちてしまった春は止めることはできない。
穏やかで幸せな時間が確かに流れている。でも、自分たちはまだ知らない。この幸せは薄氷と変わらないということを……。
カレンちゃんがニコリと笑って言うと、リンガード先輩が「違う!!」とすぐに否定した。クラウスも硬い笑みで言う。
「僕も、こんな乱暴な人とは仲良くするのはごめんかな」
「は?こっちの台詞だっつーの!」
一触即発の二人を見て、カレンちゃんがオロオロと忙しなく手を動かし始める。ジェルメイヌが微笑んだ。
「あの二人は放っておきましょう。食べないとスイーツがもったいないですわ」
「は、はい……」
カレンちゃんがラテを一口飲む。その表情が一気に和らいでいった。
「おいしい……」
(可愛い。……好きだな)
ストンと胸の中に春が落ちてくる。まだ小さな種の春は、これからどう成長するんだろう。成長できるのかな。でも、落ちてしまった春は止めることはできない。
穏やかで幸せな時間が確かに流れている。でも、自分たちはまだ知らない。この幸せは薄氷と変わらないということを……。



