「本、逆さまだけど」
「逆さまで敢えて読んでるの〜」
アリアさんはそう言いながらページを捲る。ちゃんと読めてるのかな。そう思いつつ、自分は昼間のことを口にした。
「アリアさん。昼間、フローラちゃんに言ったこと、明日謝った方がいいよ。クラウスとジェルメイヌ、すごく怒ってたし」
「え〜?あたし、褒めただけなんだけどな〜」
アリアさんがそう言った時だった。廊下から「待って!そんな!」と大きな声が聞こえてくる。何だろう?
気になり、自分は部屋を出た。自分だけじゃなく、他の部屋の人たちも部屋から出てきている。フローラちゃんの姿もあった。
「あっ、マヤちゃん!これ、何の騒ぎやろ……」
「わからん。とりあえず行ってみやんことには……」
寮生徒の共有スペースである談話室に人だかりができている。人をかき分けて進んでいくと、聖女様であるベラトリックスさんに一人の女子生徒が縋り付いて泣いていた。
「お許しください。次は……次こそは……!」
懇願する女子生徒に対し、ベラトリックスさんは冷ややかな目を向けている。
「逆さまで敢えて読んでるの〜」
アリアさんはそう言いながらページを捲る。ちゃんと読めてるのかな。そう思いつつ、自分は昼間のことを口にした。
「アリアさん。昼間、フローラちゃんに言ったこと、明日謝った方がいいよ。クラウスとジェルメイヌ、すごく怒ってたし」
「え〜?あたし、褒めただけなんだけどな〜」
アリアさんがそう言った時だった。廊下から「待って!そんな!」と大きな声が聞こえてくる。何だろう?
気になり、自分は部屋を出た。自分だけじゃなく、他の部屋の人たちも部屋から出てきている。フローラちゃんの姿もあった。
「あっ、マヤちゃん!これ、何の騒ぎやろ……」
「わからん。とりあえず行ってみやんことには……」
寮生徒の共有スペースである談話室に人だかりができている。人をかき分けて進んでいくと、聖女様であるベラトリックスさんに一人の女子生徒が縋り付いて泣いていた。
「お許しください。次は……次こそは……!」
懇願する女子生徒に対し、ベラトリックスさんは冷ややかな目を向けている。



