チェンジ・アクト!〜桁外れの演技力とメイクの力で別人潜入調査!?〜

「やってみるっ……!」

「優和ならそう言ってくれると思った。……潜入本番は三日後。それまでに劇団の入団審査に備えるぞ」

「入団審査って何をやるの?」

「さぁ? その時々で違うらしい」

「じゃあ、備える方法がないじゃん!」

「だな。まぁ、ターゲットの情報でも読み込んでおけば良いだろ」

「帆高くんのばかっ! なんでそういうところはテキトーなの!?」

すると、帆高くんがキョトンとした顔で私を見た。


「だって、演技のことは優和に任せるしかないし」


帆高くんはこういうところが本当にズルいと思う。

そんな言い方されたら、頑張るしかないじゃん!

緊張するけど、やるしかないよね。

ドキドキとなっている心臓、緊張で少しだけ震えている手。

もうすぐ私たちの次の潜入調査が始まる。