チェンジ・アクト!〜桁外れの演技力とメイクの力で別人潜入調査!?〜

「俺が組織に入ったのは、自分のメイク力を活かせる場所だと思ったから。それで俺が優和を組織に誘ったのは、優和の演技力を活かせるのは俺だと思ったから」

帆高くんがこちらを向いたまま、にやっと笑う。


「でも、合ってただろ?」


……そんなの、答えは決まっている。


「うん、合ってた!」


私も帆高くんに負けないように、思いっきり笑い返す。

【優和の演技力を活かせるのは俺だと思ったから】

その言葉が心にひびいたんだ。