「こちらでお待ち下さい」
案内された応接室の椅子に座り、部屋の中を見回す。
ここは応接室なので、私たちが手に入れたい悪事の証拠はないだろう。
『証拠のUSBメモリがあるのは、6階の一番奥の部屋だと利都が調査済みだ。合間をぬって、6階まで上がって欲しい。もちろんエレベーターは使わず、階段で』
「今の待ち時間には行けそう?」
『無理だな。監視カメラを乗っ取りずみの利都いわく、あと一分もしないうちに川口が入ってくる』
「分かった」
利都くんの調べた通り、秒針が半周したところで川口さんが入ってきた。
今回、私が演じる加賀見 日菜は実際にある大企業の社員ということになっている。
月花鏡グループと提携することも視野に入れた会議ということになる。
実際は、加賀見 日菜という社員は存在しないのだけれど。
案内された応接室の椅子に座り、部屋の中を見回す。
ここは応接室なので、私たちが手に入れたい悪事の証拠はないだろう。
『証拠のUSBメモリがあるのは、6階の一番奥の部屋だと利都が調査済みだ。合間をぬって、6階まで上がって欲しい。もちろんエレベーターは使わず、階段で』
「今の待ち時間には行けそう?」
『無理だな。監視カメラを乗っ取りずみの利都いわく、あと一分もしないうちに川口が入ってくる』
「分かった」
利都くんの調べた通り、秒針が半周したところで川口さんが入ってきた。
今回、私が演じる加賀見 日菜は実際にある大企業の社員ということになっている。
月花鏡グループと提携することも視野に入れた会議ということになる。
実際は、加賀見 日菜という社員は存在しないのだけれど。



