「なにこれ?」
未来ちゃんも何か分からないようで、私の手元をのぞきこんでいる。
『あ、もしもし。優和?』
「「しゃべった!?」」
突然、機械から聞こえた帆高くんの声に私と未来ちゃんの驚きの声が重なる。
『あ、未来ちゃんもいるんだ。優和から話を聞いた?』
「き、聞きました……」
私に釣られて「未来ちゃん」と呼ぶ帆高くんに、未来ちゃんが緊張して敬語になっている。
「これ、連絡が取れるように通話機能がついているんだよね。それで……ちょっと仕事だから優和のこと借りて良い?」
未来ちゃんは、帆高くんに聞こえないように小声で私に「いつの間に優和呼びになっているの!?」と輝いた顔で聞いている。
どうやら未来ちゃんが気になったのは自分のことではなく、帆高くんが私のことを呼び捨てで呼んだことに対してだった。
『未来ちゃん?』
「全然貸しますっ! 優和ちゃんをお願いします!」
私よりノリノリで帆高くんに返答する未来ちゃんを見て、未来ちゃんがクラスメイトの恋バナが大好きなことを思い出す。
(そうだった、未来ちゃんは自分のことより他の子の恋バナが好きなんだった……絶対に勘違いしているよ……)
頭を抱えてももう遅くて、未来ちゃんが「優和ちゃん、早く行ってあげてっ!」と私の背中を押している。
未来ちゃんも何か分からないようで、私の手元をのぞきこんでいる。
『あ、もしもし。優和?』
「「しゃべった!?」」
突然、機械から聞こえた帆高くんの声に私と未来ちゃんの驚きの声が重なる。
『あ、未来ちゃんもいるんだ。優和から話を聞いた?』
「き、聞きました……」
私に釣られて「未来ちゃん」と呼ぶ帆高くんに、未来ちゃんが緊張して敬語になっている。
「これ、連絡が取れるように通話機能がついているんだよね。それで……ちょっと仕事だから優和のこと借りて良い?」
未来ちゃんは、帆高くんに聞こえないように小声で私に「いつの間に優和呼びになっているの!?」と輝いた顔で聞いている。
どうやら未来ちゃんが気になったのは自分のことではなく、帆高くんが私のことを呼び捨てで呼んだことに対してだった。
『未来ちゃん?』
「全然貸しますっ! 優和ちゃんをお願いします!」
私よりノリノリで帆高くんに返答する未来ちゃんを見て、未来ちゃんがクラスメイトの恋バナが大好きなことを思い出す。
(そうだった、未来ちゃんは自分のことより他の子の恋バナが好きなんだった……絶対に勘違いしているよ……)
頭を抱えてももう遅くて、未来ちゃんが「優和ちゃん、早く行ってあげてっ!」と私の背中を押している。



