チェンジ・アクト!〜桁外れの演技力とメイクの力で別人潜入調査!?〜

夢みたいな出来事があった翌日も、授業は普通にある。

登校して教室に入ったと同時、未来ちゃんが私に抱きついた。

「優和ちゃんっ! あの後、どうなったの!?」

興味津々なキラキラの目で未来ちゃんが私を見上げている。

私は未来ちゃんを教室から連れ出し、人気(ひとけ)の少ない階段の踊り場に二人で並んで座った。

「実は……」

昨日の出来事を未来ちゃんに話す。

「秘密の組織のメンバーになったっ!?」

「未来ちゃん、声が大きい……!」

「うう、ごめん……びっくりしちゃって」

帆高くんは未来ちゃんから私を頼まれたこともあり、未来ちゃんには組織のことを話しても良いと言ってくれた。

驚いた表情で、未来ちゃんが目をぱちぱちさせている。