「じゃあ、別人になれば?」 ーーそれは、私にとって奇跡の言葉だった。 人見知りで目立つのが嫌いな私。 演技が大好きで……でも、女優になる勇気もない。 そんな私が出会ったのは、メイクとファッションが大好きな男の子だった。 彼は、女優を目指すことも出来ない私に簡単にこう告げる。 「じゃあ、別人になれば? 俺がメイクでお前を別人にしてやる」 君となら、私は何者にだってなれる。