「私に何があったか、貴方くらいの立場なら本当のことを知っていますよね」
言葉を選ぶように問いかけると、リオネルは一瞬だけ視線を逸らした。
「ルナ王女殿下のことですね」
その気まずそうな声に、エリシアは小さく息を吐く。
「いいわ。気を遣わないでください。もう、どうでもいいんです」
「どうでも、いい?」
「ええ。でも、パトリス王太子みたいなクズとは結婚しませんわ」
はっきりと言い切った瞬間、リオネルは周囲を慌てて見回した。
だが、音楽と人々のざわめきに会話は紛れている。
「お気持ちは、お察しします」
「貴方も、結婚では大変だったようですね」
言葉を選ぶように問いかけると、リオネルは一瞬だけ視線を逸らした。
「ルナ王女殿下のことですね」
その気まずそうな声に、エリシアは小さく息を吐く。
「いいわ。気を遣わないでください。もう、どうでもいいんです」
「どうでも、いい?」
「ええ。でも、パトリス王太子みたいなクズとは結婚しませんわ」
はっきりと言い切った瞬間、リオネルは周囲を慌てて見回した。
だが、音楽と人々のざわめきに会話は紛れている。
「お気持ちは、お察しします」
「貴方も、結婚では大変だったようですね」



