スマホ男子との上手な付き合い方!

「うん、そのくらいならいいよー! 僕たちはこの辺り回っとくね!」

「ありがと傍示くん! じゃあ二人とも、お許しももらえた事だし行きますか」

 い、行くってどこに……!

 そうやって聞くタイミングも与えられず、私と恋彩は萌子にまんまと連れ去られてしまった。



 歩く事五分弱。萌子ガイドで連れてこられたのは、さっきも言っていたプリクラ機の前。

「真っ先にこれ撮りたかったんよねー。ほらほら、あたしのおごりだから先入っといて!」

「……こういう時は生き生きするんだから」

 押されるように入る直前、恋彩の悪態が私の耳にギリギリ届く。

 そうなんだ、萌子ってプリクラでテンション上がるんだ……覚えておこう。

 荷物を起きながら恋彩と二人で萌子を待っていると、突然流れ出す爆音BGM。

「っ、びっくりしたぁ……」

「り、璃実、ってプリクラ初めて、なの?」

「うん、初プリクラ。誰かと遊ぶ事なかったから、ちょっと心臓がキュッてなっちゃった」

「……そう。萌子とつるむなら早めに慣れておいたほうがいいかもね」