スマホ男子との上手な付き合い方!

「もっと璃実のこと知りたいし、実は恋彩から友達になりたいって言ったの今までに璃実だけなんよ」

「え、そうなの!?」

「そうそう。恋彩って見た目いいじゃん? 取り巻き……って言い方悪いけど、恋彩の近くにいる子はあっちから友達になりたーいって言った子ばっか。だから璃実が異端すぎて、あたしももっと仲良くなりたいんだ」

 い、異端……そ、そうなのかもしれないけど!

 あっははと愉快そうに笑う萌子に何も言えないでいると、すっかり聞き慣れた元気な声が飛びついてきた。

「璃実ちゃーん! 今日もお疲れ様ー! ねーねー、今日こそは僕に璃実ちゃんのこと送らせて! ねっ?」

「あれ、傍示くんじゃん。あそっか、二人は幼馴染なんだっけ」

 人目も憚らず抱きついてくるキラリくんにも慣れつつある私とキラリくんを交互に見て、萌子が「ほーん」と声を上げる。

 だけど直後、萌子が片方の口の端だけ釣り上げてふっと笑った。

「悪いね傍示くん、璃実は今日あたしたちと一緒に帰るから」

「何それ! 僕も璃実ちゃんと帰りたいのに! ていうか僕は璃実ちゃんと幼馴染なんだよっ、譲って!」