「……う、うん! 呼ぶ、呼びたい! えっと……萌子?」
「やったー、ほら恋彩も呼んでもらいな。友達でしょ」
「あ、あたしは別に……呼び捨てってハードル高いし……」
萌子の影に隠れ縮こまる姫坂さん。小さな子がお母さんを盾に隠れている様にそっくりで、また頬が緩んでいく。
「……恋彩、ありがとう。私と友達になりたいって思ってくれてっ」
「っ……あ、あなたのためとかじゃないから! 天動ユノのタイプに近付けられるかもって、あなたを利用させてもらうだけだから!」
この世界にオプションがついてくるなら、今の恋色の瞳はぐるぐるになっていそう。
それくらい全力で否定してくる姿もやっぱり面白くて、ぷっと吹き出してしまう。これは不可抗力だ。
「ま、また笑ったわね!?」
「だって、ふふ、恋彩がこんなに感情豊かだなんて、知らなかったからっ……ふふ」
「見た目は悪役令嬢だけど中身チキンだからね、恋彩は」
萌子の容赦ない補足を食らった恋彩はユノくんを前にした時よりも頬を赤らめている。
……友達、できちゃった。いつぶりだろう、友達と堂々と呼べる相手ができたのは。
「やったー、ほら恋彩も呼んでもらいな。友達でしょ」
「あ、あたしは別に……呼び捨てってハードル高いし……」
萌子の影に隠れ縮こまる姫坂さん。小さな子がお母さんを盾に隠れている様にそっくりで、また頬が緩んでいく。
「……恋彩、ありがとう。私と友達になりたいって思ってくれてっ」
「っ……あ、あなたのためとかじゃないから! 天動ユノのタイプに近付けられるかもって、あなたを利用させてもらうだけだから!」
この世界にオプションがついてくるなら、今の恋色の瞳はぐるぐるになっていそう。
それくらい全力で否定してくる姿もやっぱり面白くて、ぷっと吹き出してしまう。これは不可抗力だ。
「ま、また笑ったわね!?」
「だって、ふふ、恋彩がこんなに感情豊かだなんて、知らなかったからっ……ふふ」
「見た目は悪役令嬢だけど中身チキンだからね、恋彩は」
萌子の容赦ない補足を食らった恋彩はユノくんを前にした時よりも頬を赤らめている。
……友達、できちゃった。いつぶりだろう、友達と堂々と呼べる相手ができたのは。

