「それで……ユノくんが知りたい事って、私の生きてる環境、だったよね。し、知れた?」
「……うん、ちょっとだけだけど」
ジュースに口をつけながら控えめに首を縦に振るユノくん。
その瞳には探るようなものが含まれていて、おせんべいの袋を開ける手が固まる。
「璃実は……逃げるしかなかったから、スマホに逃げたんだね」
「え?」
「こういう表現があってるのかは分からない、けど……璃実、無理してるように見えたから。弟さん、といる時も……愛想笑いみたいだった」
愛想笑い……? 私、上手く笑えてなかったの?
意味ないのに口元を忙しなく触って、そんなわけないと言う代わりにユノくんを見つめる。
だけどユノくんは眉一つさえ動かす事なく、私を強い眼光で見据えた。
「けど、それが依存を肯定する材料にはならないのは分かってる。璃実も、気付いてるとは思うけど」
「……ま、まぁ」
「でも俺はお説教したいわけじゃなくて……璃実に、もっと楽しい事があるよって、息抜きも大事だよって言いたくて……」
「……うん、ちょっとだけだけど」
ジュースに口をつけながら控えめに首を縦に振るユノくん。
その瞳には探るようなものが含まれていて、おせんべいの袋を開ける手が固まる。
「璃実は……逃げるしかなかったから、スマホに逃げたんだね」
「え?」
「こういう表現があってるのかは分からない、けど……璃実、無理してるように見えたから。弟さん、といる時も……愛想笑いみたいだった」
愛想笑い……? 私、上手く笑えてなかったの?
意味ないのに口元を忙しなく触って、そんなわけないと言う代わりにユノくんを見つめる。
だけどユノくんは眉一つさえ動かす事なく、私を強い眼光で見据えた。
「けど、それが依存を肯定する材料にはならないのは分かってる。璃実も、気付いてるとは思うけど」
「……ま、まぁ」
「でも俺はお説教したいわけじゃなくて……璃実に、もっと楽しい事があるよって、息抜きも大事だよって言いたくて……」

