でも何でユノくんの名前が……?
姫坂さんの考えている事の予測がつかなくて首を傾げていると、姫坂さんの表情がほんの少しだけ……柔らかくなった。
「なら、天動ユノの好みは当然知ってるわよね? 教えなさい、あたしに!」
「……へ?」
好み、って……何の?
ドヤ顔と共に声高らかに言われたそれは、私の予想とは遥かに違っていた。
てっきりよくある恋愛漫画みたいに『何であんたみたいな平凡女が!』とか『地味なくせに調子乗ってんじゃないわよ!』とか言われると思ってた。
そ、それならこんな人気のないところにまで来なくても良かったんじゃないかな……。
「何の好み、かな?」
「はぁ? 分からないわけ!?」
「うっ、ごめん……」
「……あなたって鈍いのね。て、天動ユノの好きなタイプよ! あの人、どんな子が好きなのよ!」
おずおずと挙手して聞いてみた結果、姫坂さんの顔がみるみる内に真っ赤に染まっていった。
さながら恋する乙女のようで……って、という事はつまり。
「姫坂さんって、ユノくんのこと好き……なの?」
姫坂さんの考えている事の予測がつかなくて首を傾げていると、姫坂さんの表情がほんの少しだけ……柔らかくなった。
「なら、天動ユノの好みは当然知ってるわよね? 教えなさい、あたしに!」
「……へ?」
好み、って……何の?
ドヤ顔と共に声高らかに言われたそれは、私の予想とは遥かに違っていた。
てっきりよくある恋愛漫画みたいに『何であんたみたいな平凡女が!』とか『地味なくせに調子乗ってんじゃないわよ!』とか言われると思ってた。
そ、それならこんな人気のないところにまで来なくても良かったんじゃないかな……。
「何の好み、かな?」
「はぁ? 分からないわけ!?」
「うっ、ごめん……」
「……あなたって鈍いのね。て、天動ユノの好きなタイプよ! あの人、どんな子が好きなのよ!」
おずおずと挙手して聞いてみた結果、姫坂さんの顔がみるみる内に真っ赤に染まっていった。
さながら恋する乙女のようで……って、という事はつまり。
「姫坂さんって、ユノくんのこと好き……なの?」

