今日も満員のホームから無事脱出して、学校に近い北口へと向かう。
道中人にぶつかったり足を思いっきり踏まれたり、寝不足からか転びかけたけどなんとかみんなと合流できた。
「おはよー璃実ちゃん!」
「璃実ちゃん、おはよう。昨日はよく寝れた?」
「お、おはようっ」
真っ先に挨拶してくれたキラリくんとコトくんに同じものを返しながら、悟られない程度に目を逸らす。
ね、寝れてはないけどコトくんに心配かけるわけにはいかないっ。
「うん、寝れたよ! それはもうぐっすりと――」
「嘘吐くんじゃねぇ、隈できてんぞ」
「んわっ!」
精一杯の笑みを浮かべる私の渾身の嘘を平気で見破ってきたのは、今日も今日とて不機嫌そうなガクくん。
弁明の余地も与えられない理由で指摘されて、分かりやすく言葉に詰まってしまう。
ガクくんって本当乙女心というか、気遣い知らなさそう……分かってても黙っててほしい。
思わず言いそうになった叫びをぐっと我慢し、代わりに拗ねた子供のように下唇を噛む。
「あ、ほんとだ……眠れなかったの?」
道中人にぶつかったり足を思いっきり踏まれたり、寝不足からか転びかけたけどなんとかみんなと合流できた。
「おはよー璃実ちゃん!」
「璃実ちゃん、おはよう。昨日はよく寝れた?」
「お、おはようっ」
真っ先に挨拶してくれたキラリくんとコトくんに同じものを返しながら、悟られない程度に目を逸らす。
ね、寝れてはないけどコトくんに心配かけるわけにはいかないっ。
「うん、寝れたよ! それはもうぐっすりと――」
「嘘吐くんじゃねぇ、隈できてんぞ」
「んわっ!」
精一杯の笑みを浮かべる私の渾身の嘘を平気で見破ってきたのは、今日も今日とて不機嫌そうなガクくん。
弁明の余地も与えられない理由で指摘されて、分かりやすく言葉に詰まってしまう。
ガクくんって本当乙女心というか、気遣い知らなさそう……分かってても黙っててほしい。
思わず言いそうになった叫びをぐっと我慢し、代わりに拗ねた子供のように下唇を噛む。
「あ、ほんとだ……眠れなかったの?」

