スマホ男子との上手な付き合い方!

 わ、思ったよりも素材溜まってる……効率重視のパーティーにしてて良かった。

 みんなと別れてから三十五分後、ようやく家に辿り着き玄関扉を開ける前に周回を切る。

 最初はストーリーとかキャラとかコレクションするのが楽しくてやってたけど、今となってはほぼ作業。

 しかも他にも似たようなゲーム入れてるから、いつも何かしらの周回はしている現状。

 自分でも楽しくないなら消せばいいじゃん、とは思ってる。だけど集めてきたアイテムとか費やしてきた時間とかを考えて……増えていく一方だ。

 完全に放置していてただただ容量を圧迫しているゲームもあるから、いい加減整理しなくちゃなんだけど。

「ただいま」

「お姉ちゃんおかえりー!」

「……おかえり」

 はぁ、と知らない内に溜まっていたストレスを吐き出しながら、やっと家に入る。

 直後小さな声だったのにも関わらず、妹と弟が一緒にリビングから顔を出した。

実久(みく)克実(かつみ)、ただいま。いい子にしてた?」

「うん! 実久ね、もう宿題終わったんだよー! お兄ちゃんが一緒にしてくれたの!」