スマホ男子との上手な付き合い方!

「……テイクアウトがいい。人、たくさんいるから」

「おっけーユノくん! 璃実ちゃんも、ガクくんたちもそれでいい?」

 そっか、ユノくんって人見知りなんだっけ……設定にそうあったような。

 けど私もこの多さでイートインを選ぶ余裕はないかも、カフェとか行ってもいつもテイクアウトだし。

 だからほぼ反射で首を縦に振ると、コトくんたちも何も言わなかった。

「……璃実ちゃんって、写真SNSに上げるタイプ?」

「ま、まぁ……鍵垢で、同じ学校の人ばっかのアカウントしかないけど」

「じゃあ後で一緒に写真撮ろーね? 僕も写真載せるのだーい好きだからっ」

 あと数組で注文できるという時に、さっきより声を落として話しかけてきたキラリくん。

 声色はいたずらっ子みたいで、何か企んでいるような含みも感じる。

 SNS担当だからSNS関係には敏感なのかな……キラリくんをホームに設定したの、ほぼないから分からないけれど。



「わーっ、美味しそー! 実物ってこんななんだー!」

「僕たちはずっと絵だったもんね。まさかこうして、ちゃんと食事もとれるなんて驚いたな」