ユノくんのおかげでできた隙を、すかさずキラリくんがフォローして場を和ませる。きっとこの二人がいなければ、ずっと険悪な雰囲気だったはず。
ほっと安心したのも束の間、ガクくんが私の脇を通って階段を降りていく。
何も喋らず視線すら合わせない彼の背中を見て、さっきのコトくんと同じように唇を噛みしめた。
本当は、ガクくんのような厳しい人じゃないと依存を治すのは難しいのかもしれない。実際依存から脱却できたと言っている人は、ガクくんをホームにしている人が多かった。
その次にユノくん、キラリくんで……コトくんは、あんまりいなかった気がする。
だから私は今でも治ってないんだろうな……なんて、コトくんに失礼だよね。コトくんも依存脱却を真面目に考えてくれてるのに。
「……ごめんね璃実ちゃん、見苦しいとこを見せちゃって」
「う、ううん、大丈夫だよ……その、私もごめんね。私がずっと、スマホに依存してるばっかりに」
「っ、璃実ちゃんが謝ることじゃないよ! 僕が、不甲斐ないから……」
コトくんが言い淀んだ瞬間、遠くでお昼休憩の終わりを知らせるチャイムが鳴る。
ほっと安心したのも束の間、ガクくんが私の脇を通って階段を降りていく。
何も喋らず視線すら合わせない彼の背中を見て、さっきのコトくんと同じように唇を噛みしめた。
本当は、ガクくんのような厳しい人じゃないと依存を治すのは難しいのかもしれない。実際依存から脱却できたと言っている人は、ガクくんをホームにしている人が多かった。
その次にユノくん、キラリくんで……コトくんは、あんまりいなかった気がする。
だから私は今でも治ってないんだろうな……なんて、コトくんに失礼だよね。コトくんも依存脱却を真面目に考えてくれてるのに。
「……ごめんね璃実ちゃん、見苦しいとこを見せちゃって」
「う、ううん、大丈夫だよ……その、私もごめんね。私がずっと、スマホに依存してるばっかりに」
「っ、璃実ちゃんが謝ることじゃないよ! 僕が、不甲斐ないから……」
コトくんが言い淀んだ瞬間、遠くでお昼休憩の終わりを知らせるチャイムが鳴る。

