その間に予鈴が学校中に響き渡り、廊下が一気に騒がしくなっていった。
完全に二人の姿が見えなくなってから、人知れず息を吐き出す。
全然、現実だって思えないな。どこまでも夢なんじゃないか、【スマホ男子】が消えたから幻覚を見ているのかもしれない。
でも学校はいつも通りだし、コトくんたちへの反応さえ除けば周りも普通だ。私のほうがおかしいんじゃないかって思うほど。
もう一度悪あがきとして手の甲をつねってみるけど、夢から起きる感覚は全くない。左手の甲に、少しの赤みと地味な痛みだけが残った。
給食の片付けも終え、教室に帰ってきたちょうどにお昼休憩が始まるチャイムが聞こえる。
途端教室が騒がしさに包まれて、半数くらいが廊下や外に移動する。
この時間は大抵先生がいるからスマホは触れない。もちろんお昼に触った事はないけども。
だからいつもは図書室に行くか教室でぼんやりしているかだけど、今日はそれもできない。
「りっみちゃーん! 来たよーっ!」
「すまない、少し待たせた」
完全に二人の姿が見えなくなってから、人知れず息を吐き出す。
全然、現実だって思えないな。どこまでも夢なんじゃないか、【スマホ男子】が消えたから幻覚を見ているのかもしれない。
でも学校はいつも通りだし、コトくんたちへの反応さえ除けば周りも普通だ。私のほうがおかしいんじゃないかって思うほど。
もう一度悪あがきとして手の甲をつねってみるけど、夢から起きる感覚は全くない。左手の甲に、少しの赤みと地味な痛みだけが残った。
給食の片付けも終え、教室に帰ってきたちょうどにお昼休憩が始まるチャイムが聞こえる。
途端教室が騒がしさに包まれて、半数くらいが廊下や外に移動する。
この時間は大抵先生がいるからスマホは触れない。もちろんお昼に触った事はないけども。
だからいつもは図書室に行くか教室でぼんやりしているかだけど、今日はそれもできない。
「りっみちゃーん! 来たよーっ!」
「すまない、少し待たせた」

