「璃実ちゃん、さっきから表情が暗いけど大丈夫? 体調でも悪い?」
「う、ううんっ、大丈夫だよ……! ちょっと考え事しちゃってて……あはは」
眉根を下げ不安そうに私の顔を覗き込んできたのは、駅を出てからずっと私の隣を陣取っているコトくん。
いきなり視界にとんでもなく綺麗な顔が飛び込んできて、思わず言葉に悩む。
でも心配をかけないようにと、咄嗟に首を左右に振って愛想笑いを浮かべた。
「本当? でも無理はしないでね、絶対だよ」
「うん。ありがとう、コトくん」
コトくん、現実でもこんなに優しいんだな……ちょっと過保護なくらい。
こういうところが私は好き。コトくんはいつも、どんな時でも優しくしてくれる。
対してガクくんは……正直苦手だ。公式からもリアリストだと明言されているし、自分にも他人にも厳しいから。
キラリくんやユノくんはガクくんよりも断然優しいけど、最後にはコトくんに落ち着いてしまう。
人間誰しも、進んで怒られようとは思わないはずだし。
――ピコンッ
「う、ううんっ、大丈夫だよ……! ちょっと考え事しちゃってて……あはは」
眉根を下げ不安そうに私の顔を覗き込んできたのは、駅を出てからずっと私の隣を陣取っているコトくん。
いきなり視界にとんでもなく綺麗な顔が飛び込んできて、思わず言葉に悩む。
でも心配をかけないようにと、咄嗟に首を左右に振って愛想笑いを浮かべた。
「本当? でも無理はしないでね、絶対だよ」
「うん。ありがとう、コトくん」
コトくん、現実でもこんなに優しいんだな……ちょっと過保護なくらい。
こういうところが私は好き。コトくんはいつも、どんな時でも優しくしてくれる。
対してガクくんは……正直苦手だ。公式からもリアリストだと明言されているし、自分にも他人にも厳しいから。
キラリくんやユノくんはガクくんよりも断然優しいけど、最後にはコトくんに落ち着いてしまう。
人間誰しも、進んで怒られようとは思わないはずだし。
――ピコンッ

