スマホ男子との上手な付き合い方!

「僕たちもどういう原理かは分かってないんだけど、ちゃんと生きる人間として存在してていいみたい。璃実ちゃん、【スマホ男子】のキャラが僕たちじゃないのは知ってる?」

「う、うんっ」

「あの子たちが実質二代目だから、僕たちは役目から外れる事ができたんだと思う。だから璃実ちゃんと同じように、これからは人間としてこの世界で過ごせるんだ」

 あ、頭が追いつかない……っ。二代目って、人間としてって……!

 そんな事があっていいのかと世界に問いたくて、余計に口が開く。

 呆然とするしかない私を見兼ねたガクくんは、意地悪に口角を上げて私の頭をわしゃわしゃ撫で回した。

「細かい事は気にすんな、この世界がおかしいのは前からだったろ」

「ま、まぁそうだけど……!」

「お前はただこの世界に身を委ねときゃいいんだよ、余計な事考えるな」

 か、考えないでいるほうが難しいと思うんですが……。

 けれど、もう無理だって思ってたみんなに会えるのは嬉しい。本当に、心の底から舞い上がってしまうほどに嬉しい。