スマホ男子との上手な付き合い方!

 役目……それって、私のスマホ依存を治す事、だったよね。

 じゃあ、役目が終わったって……。

「俺たちはもう、この世界に存在していられない。コトもキラリもユノも……消えた」

「っ……!」

「俺ももうすぐ消える。だから、お前には会いたくなかったんだよ」

 相変わらずの不機嫌そうな表情で、震えた言葉が紡がれる。

 ただ事実を述べているだけ、ただそれだけだ……そう言う風な彼に、意味もない怒りが湧いてくる。

「何で、何でそんな事言うのっ! 消えるって分かってたなら、教えてくれてもよかったじゃん……っ!」

 みんなとずっと一緒にいたい、またお出かけしたい、たくさん楽しい思い出も作りたい。

 それが当たり前に続くと思ったのに、願ったのに……できないだなんて。

「いつから消えるって分かってたの? どうして一言も言ってくれなかったの? 私……嫌だよ、みんなといられなくなるの」

 強く、強く握りしめた拳が痛い。けれどそんな事今はどうでもよくて、ガクくんの思惑を知りたかった。