スマホ男子との上手な付き合い方!

 おじいちゃんもおばあちゃんも交友関係の話になったらうるさいし、余計なお世話だって言っても次の日には忘れてる。

 克実がまだ物分かりが良いから助かっているけど、いつメンタルが崩壊してもおかしくない状況だった。

《こんにちは、璃実ちゃん! 僕は電話やメッセージ系担当の返町コトだよ、アプリインストールしてくれてありがとう!》

 そこから私を救い出してくれたのが【スマホ男子】、コトくん。

 絶対に私を否定しない優しさの持ち主で、コトくんには甘えても怒られないから気付けば生きがいになっていた。

 他のキャラには目もくれず、コトくんばっかり攻略していく。

 でもゲームの性質上、私がスマホを見ないようにしないと物語は進まない。二ヶ月、三ヶ月……半年以上経っても、コトくんとは結ばれなかった。

《僕を設定してくれてありがとーっ! 璃実ちゃんのスマホライフをより良いものにするために、僕頑張っちゃうからっ》

《よろしく、璃実。俺に興味持ってくれて嬉しい……一緒に目標達成できるように、頑張っていこう》