散歩にでも行こうと部屋を出ようとした時だった。まだお昼で仕事中のはずなのに、京極清一郎と出くわす。彼は時間があれば私の様子を見にこの部屋に戻って来ていた。
「どこに行くつもりだ」
「ちょっと散歩に⋯⋯」
「ゴロツキにでも絡まれたらどうするつもりだ?」
窓から見る風景を見る限り、平和な海辺しかない。
海水浴の季節ではないせいか、人気がなくカモメだけが飛んでいる。
「敵が現れたら戦います。私、こう見えて強いんです」
ファイティングポーズをする私を無視し、彼が私を横抱きにする。ふわっと浮く感覚に思わず彼の首にしがみついた。至近距離の彼の表情がふっと柔らかくなったかと思うとベッドに下ろされる。
「どこに行くつもりだ」
「ちょっと散歩に⋯⋯」
「ゴロツキにでも絡まれたらどうするつもりだ?」
窓から見る風景を見る限り、平和な海辺しかない。
海水浴の季節ではないせいか、人気がなくカモメだけが飛んでいる。
「敵が現れたら戦います。私、こう見えて強いんです」
ファイティングポーズをする私を無視し、彼が私を横抱きにする。ふわっと浮く感覚に思わず彼の首にしがみついた。至近距離の彼の表情がふっと柔らかくなったかと思うとベッドに下ろされる。


