妊娠しましたが相手に婚約者がいました。今更私が本命? ご冗談を。

十年以上も前から計画して来たのに、真夏に平和な日々を三年しかあげられなかった。自分の無力感に打ちひしがれていると、アリーヤがやってきた。

『京極さん。ついに、この日が来てしまいましたね』

子供たちが理解できないように敢えてスペイン語で話すアリーヤ。
彼女は真夏には英語とフランス語と日本語のトリリンガルと紹介しているが、実はスペイン語が母語のクアトロリンガルだ。

彼女はメキシコをルーツに持っていて、ギャングチームを抜けようとして殺されかけていた所を俺が助けた。
彼女には整形させ、新しい戸籍を買い渡し恩を売ってある。