俺は身体中の毛が逆立つような気がした。悪意に満ちている世界。人を陥れてやろう、嫌な想いをしたら復讐してやろう。クズみたいな人間に囲まれた中、アホみたいなお人好しに出会った。その子は俺を好きで、無償の愛を持っていて荒んだ自分も受け入れてくれる気がした。
「真夏って名前らしいけれど、結婚してるし子供もいるらしいから冬城真夏ではない気がする。でも、こんなお人好し冬城さん以外にいるかなあ⋯⋯」
佐々木雫が困惑した顔を俺に向けてくる。
結婚している? 子供がいる?
きっと、そんなのは俺と別れた寂しさを埋めた結果だろう。
俺の対応は間違ってた。
「真夏って名前らしいけれど、結婚してるし子供もいるらしいから冬城真夏ではない気がする。でも、こんなお人好し冬城さん以外にいるかなあ⋯⋯」
佐々木雫が困惑した顔を俺に向けてくる。
結婚している? 子供がいる?
きっと、そんなのは俺と別れた寂しさを埋めた結果だろう。
俺の対応は間違ってた。



