今まで女には不自由しない人生だった。俺に夢中だったはずなのに突然消えた冬城真夏の存在だけが思い通りにならなかった。彼女より綺麗な女など山ほどいると思われそうだが、彼女を知っている人間なら彼女が代わりのきかない唯一無二の存在だと分かるだろう。
「⋯⋯カナダのトロントの移民の学校にね。お医者様と結婚して五年駐在してる友達がいるの」
「無駄話はやめてくれ、忙しいんだ」
俺の言葉に佐々木雫は顔を顰めた。
俺に金だけ払ってた父は俺を社長にすげると愛人と余生をリゾートタイム。
佐々木雫も俺を利用して、体裁を整えたいだけ。
自己中心的な奴らに、吐き気がする。
「⋯⋯カナダのトロントの移民の学校にね。お医者様と結婚して五年駐在してる友達がいるの」
「無駄話はやめてくれ、忙しいんだ」
俺の言葉に佐々木雫は顔を顰めた。
俺に金だけ払ってた父は俺を社長にすげると愛人と余生をリゾートタイム。
佐々木雫も俺を利用して、体裁を整えたいだけ。
自己中心的な奴らに、吐き気がする。



