地球を守るお嬢様は完璧なのに恋を知りません!

ファンタジー

地球を守るお嬢様は完璧なのに恋を知りません!
作品番号
1775725
最終更新
2026/02/22
総文字数
8,364
ページ数
5ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
 黒い影が崩れ、地面に沈む。
(戦闘終了、経過時間4.1秒、被弾:小)

「はあはあはあ……」

 息を整えようとしても落ち着かない。
 心臓がバクバクとうるさい。

「糸……無理をするな」

 振り向くと、彼がすぐそばにいた。
 思ったより、近くて赤面する顔を隠す。

「最適解でした」
「最適解じゃない。俺をかばっただろ」

 その言葉に、一瞬だけ思考が止まる。

「……結果的に、そうなっただけです」

 視線を逸らすと、彼は少し困ったようにふぅっと息を吐いた。

「……そういうのが嫌だと言ったわけじゃないだろ」

 胸の奥が、きゅっと縮む。

「……何を言ってるんですか」
「わからないならいい」

 彼は一歩下がった。
 それだけで、空気が冷えた気がした。
 さっきより、遠いな。
 おかしい…距離が取れたのに、落ち着かない。

「次も私が守りますから」

 彼が目を見開いてから、はははと笑った。

「それ、告白みたいだな」
「……?」

 違う。
 はずなのに。
 顔が、また熱を持つ。
(この感情:未登録)
 ああ、そうか、理解した。
 たぶん……これが、「好き」という感情の正体だ。

あらすじ
試験当日、空から隕石が落ちた。記憶力が桁違いの“完璧女子”天城糸は、とっさに親子を救い、名も知らぬ彼と目を合わせる——それが運命の始まりだった。難関試験を突破し合格、寮生活と初任務へ。宇宙人に支配された村へアースシールド∞の隊員として出動するが、仲間が重傷、部隊は分断。禁を破り救出に向かった先で宇宙人と激突する。暗躍する裏組織“十二凶”。第二次宇宙戦争の気配の中、物語は加速する。

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