君に捧げるアイラブユー


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「それで、頭破裂しそうになってんの?」



昼休み、教室のベランダで天馬がパックのジュースを口に運んでいるその横顔を見ながら、俺は昨日の出来事をようやく言葉にして吐き出していた。


西宮に告白されたこと、その瞬間からずっと脳内が壊れたみたいに同じ場面を繰り返していること、考えれば考えるほど現実味がなくて、むしろ悪い夢だったんじゃないかとすら思えてしまうこと。


昨日のあのあと、家に帰ってからも完全に放心状態で、靴を脱いだ記憶すら曖昧なままリビングに座り込んで、気づけばただ一点を見つめて動けなくなっていた。


母さんに「熱でもあるんじゃないの?」と顔を覗き込まれたときも、自分の反応が遅すぎて「大丈夫」と言うタイミングすらずれていた。


もちろん熱なんてない、体調も悪くない、なのに頭の中だけがずっとおかしい。

寝る直前になっても思考はぐちゃぐちゃのままで、何度も何度も同じ問いが浮かんでは消えた。


西宮が、俺を……好き?