一月の終わりごろ、中君はご出産が近づいているらしく、これまでとは違う苦しみ方をなさるようになった。
匂宮様は出産がどのようなものかご存じない。
<どうなってしまうのだろう>
とおろおろなさって、すでにあちこちのお寺でさせている安産祈願をさらに追加なさる。
ひどいお苦しみが続くので、明石の中宮様からもお見舞いのお使者がやって来た。
ご結婚から一年半、宮様のご愛情は深いけれど、世間は中君のことをそれほど重んじてはいなかった。
でも、宮様の最初のお子をご出産なさる上に、中宮様からもお見舞いがあったということで、急にあちこちの貴族もお見舞いをするようになってきたわ。
匂宮様は出産がどのようなものかご存じない。
<どうなってしまうのだろう>
とおろおろなさって、すでにあちこちのお寺でさせている安産祈願をさらに追加なさる。
ひどいお苦しみが続くので、明石の中宮様からもお見舞いのお使者がやって来た。
ご結婚から一年半、宮様のご愛情は深いけれど、世間は中君のことをそれほど重んじてはいなかった。
でも、宮様の最初のお子をご出産なさる上に、中宮様からもお見舞いがあったということで、急にあちこちの貴族もお見舞いをするようになってきたわ。



