薫の君は事情をくわしくお聞きになったことで、
<大君や中君の異母妹というのは本当らしい。会ってみたい>
とご興味がわいた。
「大君に少しでも縁のある人を探したいと思っていたのだ。亡き八の宮様はお認めにならなかったようだが、まぎれもなく大君の異母妹君だろう。その中将の君という母親がこのあたりを訪ねてくることがあったら、私が姫君に興味を持っているとさりげなく伝えてほしい」
「かしこまりました。中将の君は亡きご正妻の姪にあたる人なのです。その点でも姫君と大君はご親戚と申せましょう。二条の院の女房が知らせてくれたところでは、中将の君は八の宮様のお墓参りをしたがっていたとか。それならこの山荘に何か言ってくるはずですが、今のところ連絡はございません。連絡があったときにあなた様のお言葉をお伝えいたしましょう」
<大君や中君の異母妹というのは本当らしい。会ってみたい>
とご興味がわいた。
「大君に少しでも縁のある人を探したいと思っていたのだ。亡き八の宮様はお認めにならなかったようだが、まぎれもなく大君の異母妹君だろう。その中将の君という母親がこのあたりを訪ねてくることがあったら、私が姫君に興味を持っているとさりげなく伝えてほしい」
「かしこまりました。中将の君は亡きご正妻の姪にあたる人なのです。その点でも姫君と大君はご親戚と申せましょう。二条の院の女房が知らせてくれたところでは、中将の君は八の宮様のお墓参りをしたがっていたとか。それならこの山荘に何か言ってくるはずですが、今のところ連絡はございません。連絡があったときにあなた様のお言葉をお伝えいたしましょう」



