六の君とのご結婚が成立した匂宮様は、昼間の六の君のお姿を見てさらに夢中になってしまわれた。
お体は小さすぎも大きすぎもせず、ちょうどよいくらい。
お髪の感じも立派で、色白の頬に健康的な赤みが差している。
気高いお顔立ちのなかでも、とくにお目元はこちらが恥ずかしくなるほど美しい。
最高の美人といって間違いない姫君よ。
お年は二十一、二歳でいらっしゃる。
少女ではないから、十分成長なさっていて花盛りのよう。
大臣様はこの六の君をこれ以上なく大切になさっているの。
たしかに親からすれば、将来を期待してどきどきはらはらしてしまう姫君よね。
優しく愛嬌があるという点では、やはり中君が一番でいらっしゃる。
でも、六の君には聡明さがおありになる。
宮様が何かおっしゃると、恥じらいながらもきちんとお返事なさる。
優れたところが多くて賢そうな姫君よ。
若い女房や女童がたくさんお仕えしているけれど、今ひとつな人はひとりも混ざっていない。
夕霧大臣様はさらにひと工夫なさる。
<正式な着物を着た女房などは見慣れていらっしゃるだろう。匂宮様の気を引くためには目新しさが必要だ>
と、女房たちにめずらしい着物をお着せになっている。
ご長女を東宮様に差し上げなさったときよりも、大臣様はこのご結婚に力を入れていらっしゃる。
匂宮様のご将来に確信をもっておられるのでしょうね。
お体は小さすぎも大きすぎもせず、ちょうどよいくらい。
お髪の感じも立派で、色白の頬に健康的な赤みが差している。
気高いお顔立ちのなかでも、とくにお目元はこちらが恥ずかしくなるほど美しい。
最高の美人といって間違いない姫君よ。
お年は二十一、二歳でいらっしゃる。
少女ではないから、十分成長なさっていて花盛りのよう。
大臣様はこの六の君をこれ以上なく大切になさっているの。
たしかに親からすれば、将来を期待してどきどきはらはらしてしまう姫君よね。
優しく愛嬌があるという点では、やはり中君が一番でいらっしゃる。
でも、六の君には聡明さがおありになる。
宮様が何かおっしゃると、恥じらいながらもきちんとお返事なさる。
優れたところが多くて賢そうな姫君よ。
若い女房や女童がたくさんお仕えしているけれど、今ひとつな人はひとりも混ざっていない。
夕霧大臣様はさらにひと工夫なさる。
<正式な着物を着た女房などは見慣れていらっしゃるだろう。匂宮様の気を引くためには目新しさが必要だ>
と、女房たちにめずらしい着物をお着せになっている。
ご長女を東宮様に差し上げなさったときよりも、大臣様はこのご結婚に力を入れていらっしゃる。
匂宮様のご将来に確信をもっておられるのでしょうね。



