ご葬儀後は薫の君がしばらく山荘にお籠りになるということで、家来たちも籠ってお経を唱えている。
人の気配があると心細さは少し紛れるものだけれど、中君は、
<私が匂宮様に捨てられたことをこの人たちは知っているのだろう>
と恥ずかしくお思いになる。
不運ばかりのご自分に苦しんで、死んだ人のようにぼんやりなさっているの。
匂宮様からはお見舞いのお使者が頻繁にやって来る。
<姉君は宮様をひどい婿君だと恨んだままお亡くなりになってしまった>
と思うと、素直にお見舞いのお言葉を受け取れずにいらっしゃる。
人の気配があると心細さは少し紛れるものだけれど、中君は、
<私が匂宮様に捨てられたことをこの人たちは知っているのだろう>
と恥ずかしくお思いになる。
不運ばかりのご自分に苦しんで、死んだ人のようにぼんやりなさっているの。
匂宮様からはお見舞いのお使者が頻繁にやって来る。
<姉君は宮様をひどい婿君だと恨んだままお亡くなりになってしまった>
と思うと、素直にお見舞いのお言葉を受け取れずにいらっしゃる。



