「宇治川でおもしろい漁を行う季節でございますよ。紅葉も見ごろでしょう」
薫の君は匂宮様を宇治へお誘いになった。
このくらいの口実があれば、匂宮様もお出かけをご決心しやすい。
<親しい貴族たちだけを連れてこっそり行こう>
とお思いだったけれど、帝や中宮様から特別に愛されていらっしゃる匂宮様だもの。
いつの間にか話が広がって、たくさんの貴族がお供することになってしまった。
夕霧大臣様のまだお若いご子息までお越しになるみたい。
それでも、とくにご身分の高い貴族はそのご子息と薫の君だけ。
中宮様にも内緒の気楽なお出かけではあるわ。
薫の君は匂宮様を宇治へお誘いになった。
このくらいの口実があれば、匂宮様もお出かけをご決心しやすい。
<親しい貴族たちだけを連れてこっそり行こう>
とお思いだったけれど、帝や中宮様から特別に愛されていらっしゃる匂宮様だもの。
いつの間にか話が広がって、たくさんの貴族がお供することになってしまった。
夕霧大臣様のまだお若いご子息までお越しになるみたい。
それでも、とくにご身分の高い貴族はそのご子息と薫の君だけ。
中宮様にも内緒の気楽なお出かけではあるわ。



