薫の君からはお手紙が届いた。
「昨夜は伺おうかと迷いましたが、一昨日の冷たいお仕打ちが恨めしくてお伺いいたしませんでした。三日目の夜にあたる今夜こそは参上して雑用係を務めなければと思っておりますが、やはり一昨日の寒々しい一人寝がよくなかったのでしょうか、体調を崩してひどくなる一方ですので、屋敷に引きこもっております」
飾りけのない紙に事務的に書かれている。
今夜ご姉妹がお召しになるためのお着物も、お手紙と一緒に届いた。
とても美しく仕立てられていて、よく見ると下着の袖に何か書いてある。
「下着姿で慣れ親しんだ仲とまでは申しませんが、それに近いことはあった私たちですね」
ご冗談でしょうけれど脅すような文面に、大君はひやりとなさる。
「昨夜は伺おうかと迷いましたが、一昨日の冷たいお仕打ちが恨めしくてお伺いいたしませんでした。三日目の夜にあたる今夜こそは参上して雑用係を務めなければと思っておりますが、やはり一昨日の寒々しい一人寝がよくなかったのでしょうか、体調を崩してひどくなる一方ですので、屋敷に引きこもっております」
飾りけのない紙に事務的に書かれている。
今夜ご姉妹がお召しになるためのお着物も、お手紙と一緒に届いた。
とても美しく仕立てられていて、よく見ると下着の袖に何か書いてある。
「下着姿で慣れ親しんだ仲とまでは申しませんが、それに近いことはあった私たちですね」
ご冗談でしょうけれど脅すような文面に、大君はひやりとなさる。



