中君は姉君の苦しそうなご様子を心配なさりながら、いつものようにご一緒にお休みになる。
<薫の君はまだいらっしゃるのだろう。どうしたらよいものか>
と大君はお悩みになるけれど、隠れて閉じこもれそうな部屋などない山荘だもの。
布団がわりのお着物をかけると、まだ暑いころなので中君と少し離れて横におなりになった。
<薫の君はまだいらっしゃるのだろう。どうしたらよいものか>
と大君はお悩みになるけれど、隠れて閉じこもれそうな部屋などない山荘だもの。
布団がわりのお着物をかけると、まだ暑いころなので中君と少し離れて横におなりになった。



