二人は、喧嘩するほど仲がいい、という関係で、お互いを認め合い、「自分には、この人しかいない」と信じています。
もっと大人になれば、一千華には親友と呼べる友達ができ、自分の世界には佐野だけじゃないと気づくこともあるでしょう。
それでも、夢のような出会いではなくても、あの日、あのときの相手が“佐野だった”という事実は揺るぎません。
そして、あのキスよりも心に残るものはないのだと思います。
喧嘩して「めんどくせー、しょうがねーな」と思いながらも、そのたびに佐野は一千華を選び、ずっと一千華だけを好きでい続ける。
口は悪くても、佐野のいいところは、一千華だけが知っていればいい──そうであってほしいと願っています。
キスから始まる──なんて最低で最悪だけど、どこかロマンチックでドラマチックな物語を、これからも二人が紡いでいけますように。
【きみは硝子のゼラニウム】も更新中です。
そちらも、ぜひよろしくお願いします。
(【君に捧げるアイラブユー】サブ更新)
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
そして、いつかまた――どこかで。
瀧



