いや、単純に嬉しかったのだ。
どれだけ最低だと分かっていても人に褒められると嬉しいらしい。そんな自分が嫌になる。
「万桜? あれ? 聞こえてる? 通信がおかしいのかな」
不思議そうにしている杏香は、通信がおかしいと感じたのか一度電話を切った。
そのことに酷く安堵した自分がさらに嫌いになる。
すぐに杏香からメッセージが入る。
[なんか繋がり悪いっぽい! 続きは明日にしよー!]
杏香のメッセージに「うん!」と返すことしか出来なかった。
自分への嫌悪感がさらに膨らみそうになった瞬間、メッセージの通知はもう一つ入ってきた。壮矢からだった。
[ごめん、万桜。今、ちょっと時間ある? 実は拓人が熱を出したんだ。いま家に僕と拓人しかいなくて、僕が買い出しに行っている間だけ拓人のこと見ていてくれないかな? 無理だったら全然大丈夫。本当にごめん」
壮矢が慌てていることが文字だけでも伝わってきた。
どれだけ最低だと分かっていても人に褒められると嬉しいらしい。そんな自分が嫌になる。
「万桜? あれ? 聞こえてる? 通信がおかしいのかな」
不思議そうにしている杏香は、通信がおかしいと感じたのか一度電話を切った。
そのことに酷く安堵した自分がさらに嫌いになる。
すぐに杏香からメッセージが入る。
[なんか繋がり悪いっぽい! 続きは明日にしよー!]
杏香のメッセージに「うん!」と返すことしか出来なかった。
自分への嫌悪感がさらに膨らみそうになった瞬間、メッセージの通知はもう一つ入ってきた。壮矢からだった。
[ごめん、万桜。今、ちょっと時間ある? 実は拓人が熱を出したんだ。いま家に僕と拓人しかいなくて、僕が買い出しに行っている間だけ拓人のこと見ていてくれないかな? 無理だったら全然大丈夫。本当にごめん」
壮矢が慌てていることが文字だけでも伝わってきた。



