梨実はすぐにメッセージに気づき、どこで合流するかを聞いてくれる。
私は梨実の通っている高校と私の高校の間くらいにある歩道橋を指定した。
いつも梨実と中学校の帰り道に通っていた歩道橋だった。いつもそこで梨実と楽しく話していた思い出だってある。
私が歩道橋に着くと、もう梨実は来ていた。
駆け足で向かったはずなのに梨実も急いで来てくれたのだろうか。
そんな考えが頭をよぎったまま歩道橋を登っていく。私を見つけた途端、梨実がバッと頭を下げた。
「万桜、本当にごめんなさい。謝って済むことじゃないけれど、あの時のことをずっと謝りたかったの」
顔を上げた梨実の瞳は潤んでいた。
「ずっと謝りたくて合同体育大会で万桜を見つけた時、声をかけたの。でも、万桜を泣かせただけだった。でも、このままは嫌で勇気を出してメッセージを送ったの。そしたら……万桜が送ってくれた集合場所がこの歩道橋だった」
梨実の瞳から涙が一粒溢れる。
「メッセージを送る時に勇気が欲しくて、この歩道橋に来ていたの。ここから万桜にメッセージを送った。万桜を突き放したのは……万桜を苦しめたのは私なのに、万桜がこの歩道橋を待ち合わせ場所に指定してくれて涙が出そうだった」
涙が出そうと話す梨実は、もうボロボロに泣いていて。
私は梨実の通っている高校と私の高校の間くらいにある歩道橋を指定した。
いつも梨実と中学校の帰り道に通っていた歩道橋だった。いつもそこで梨実と楽しく話していた思い出だってある。
私が歩道橋に着くと、もう梨実は来ていた。
駆け足で向かったはずなのに梨実も急いで来てくれたのだろうか。
そんな考えが頭をよぎったまま歩道橋を登っていく。私を見つけた途端、梨実がバッと頭を下げた。
「万桜、本当にごめんなさい。謝って済むことじゃないけれど、あの時のことをずっと謝りたかったの」
顔を上げた梨実の瞳は潤んでいた。
「ずっと謝りたくて合同体育大会で万桜を見つけた時、声をかけたの。でも、万桜を泣かせただけだった。でも、このままは嫌で勇気を出してメッセージを送ったの。そしたら……万桜が送ってくれた集合場所がこの歩道橋だった」
梨実の瞳から涙が一粒溢れる。
「メッセージを送る時に勇気が欲しくて、この歩道橋に来ていたの。ここから万桜にメッセージを送った。万桜を突き放したのは……万桜を苦しめたのは私なのに、万桜がこの歩道橋を待ち合わせ場所に指定してくれて涙が出そうだった」
涙が出そうと話す梨実は、もうボロボロに泣いていて。



