たった十秒ほどで心臓がうるさいほど鳴り響いているのが分かった。
胸に手を当てなくても、ドクドクと耳に心音がこだましているような感覚。
梨実の連絡先はずっと消せなかった。
それでも、あの日からメッセージが来たことはなかった。だからどこか安心していたのかもしれない。
心臓はうるさいほどに鳴り響き、手は小刻みに震えているのに、指先は勝手に通知をタップしていた。
見たくないはずなのに、見ないことなんて出来なくて。
[体育大会の日は急に声をかけてごめん。でも、やっぱりもう一度話し合いたい。いつでも良いので会えないかな?]
先ほどまでうるさく感じていた心音が気にならなくなるほど頭が動揺しているのが分かった。
もう読み終わっているメッセージを無駄に眺めてしまう。そのメッセージの文字から目が離せなかった。
その時、私の視界に急にそのメッセージが映らなくなった。
胸に手を当てなくても、ドクドクと耳に心音がこだましているような感覚。
梨実の連絡先はずっと消せなかった。
それでも、あの日からメッセージが来たことはなかった。だからどこか安心していたのかもしれない。
心臓はうるさいほどに鳴り響き、手は小刻みに震えているのに、指先は勝手に通知をタップしていた。
見たくないはずなのに、見ないことなんて出来なくて。
[体育大会の日は急に声をかけてごめん。でも、やっぱりもう一度話し合いたい。いつでも良いので会えないかな?]
先ほどまでうるさく感じていた心音が気にならなくなるほど頭が動揺しているのが分かった。
もう読み終わっているメッセージを無駄に眺めてしまう。そのメッセージの文字から目が離せなかった。
その時、私の視界に急にそのメッセージが映らなくなった。



