気まぐれ王子と召使い


「俺達のことを知った気になってんじゃねぇよ。殺すぞ、クソアマ」


「や、やめよう?世那……、私は気にしてないから…」


「だって、私とは出来たこと、彼女に"まだ出来ない"んでしょう?それって、変よね」


「うるせーよ、喋んじゃねぇ」



「遊びじゃないなら、なんで"中学の時も彼女にあんなこと"をしたの?特別で、大切ならそんなことしないわよね?」




ピタリと世那の動きが止まった。


中学の時もあんなことって、なに?
ドクンドクンと心臓の鼓動が早くなっていくのが感じた。

きっと、世那が隠してる中学の時の話だ。