「ほんと、危なっかしいな」 「うっ…ハルくん、もうちょっとゆっくり歩いてほしい」 ハルくんの胸の中。 あ…まって。 「…ごめん。またしちゃった」 私の目線の先。 ハルくんそれを辿って舌打ち。 「お前、今後リップつけんな」 「わぁ~!ごめんっ!」 またつけちゃった。リップ。 シャツがほんのり赤い。ごめんね、ハルくん。 「助けてくれてありがとう」 「ケガしておんぶする方が大変だし」 「…。」 ハルくんは舌打ちして、シャツの赤い跡を気にしてる。 ほんと、いつもすみません。