いくら幼なじみとはいえ、べったりくっつくのも違うのかな。
思春期だから…? 女の子が苦手だから…?
そんなふうに考えたこともある。
でも、今さらハルくんは 私のことを女の子として見ていないだろうし。
私も、ハルくんには性別がないと思っている。
――なのに。
ハルくんは、よく女の子を家に連れ込んでいる。
彼女なのか、友達なのか。 分からない。
しかも、それを見たのは1回じゃない。
分かるよ?女の子たちの気持ち。
さっきは、ハルくんに性別なんてないって言ったけど。
見上げると――違う。
女の子とは違う喉元。シャープな輪郭。
綺麗に通った鼻筋。伏し目がちな、切れ長の目。
白い肌には、ひとつもホクロがなくて。多分、私よりもずっときれい。
華奢に見えるけど、 意外と身長も高い。
そして、筋肉質なのを――私は知ってる。



