【完】ハルくんの、かくしごと。




ハルくんは、ちょっと考えてから「…はいはい」っていつも通りの返事をする。

私が入るスペースをあけると、ハルくんは隣に寝転がった。



「へへ」



笑って、ぎゅっと抱き着く。

すぐに押し返されて、壁に頭をぶつける。



「いった…!」

「触るのなし。早く寝て」



ケチ!


でも、しょうがない。

ここまでわがまま聞いてもらってるから。



ハルくんは私の方を向きながら、口パクで“早く寝ろ”。

むっとしながらも目を閉じる。


ハルくんがいるから、幽霊が出てきても安心。

心地いい。 ハルくんの匂いが近い。



私の、大好きな幼なじみ。