秋の終わり、宮様は阿闍梨の寺にしばらくお籠りになった。
仏教の行事を七日間かけて行いなさる。
山荘に残された姫君たちはお心細い。
今ごろ父宮はどうなさっているだろうとお考えになっていると、薫の君がお越しになった。
「しばらくお訪ねしていない」と思いたってお越しになったから、宮様がお留守であることはご存じないの。
夜遅く、少しのお供だけを連れて、こっそりと都を出ていらっしゃったみたい。
仏教の行事を七日間かけて行いなさる。
山荘に残された姫君たちはお心細い。
今ごろ父宮はどうなさっているだろうとお考えになっていると、薫の君がお越しになった。
「しばらくお訪ねしていない」と思いたってお越しになったから、宮様がお留守であることはご存じないの。
夜遅く、少しのお供だけを連れて、こっそりと都を出ていらっしゃったみたい。



